施術で主役となるのは受け手だと思うのです

施術を提供する側ではありません

 

その主役を徹底的に引き立たせるためには

一体どうするのが良いのだろうか?

施術中に相手と向き合うとは一体どういうことなのだろうか?

という問いを自分の内で日々あーだこーだ会議しています

 

この技術が素晴らしいとか

この痛みにはこの治療法が効くとか

そういうのは施術する側にスポットが当たっている感じがします

 

それではいい施術・セラピーが提供出来ないのではないでしょうか

 

相手を観るとは一体なんなのか

そもそも相手とはなんだろうか

相手の筋肉を観ればいいのか

相手のこころを観ればいいのか

 

深く深く探っていく作業

持っている知識や技術を一旦すべてを捨てる

今までの経験さえも捨てる

 

そして相手を観てみるとは何なのかを

もう一度問い直し再構築していく

 

どこをみる

傷をみるのか

自然ではない部分をみるのか

もしくは相手は観ずに自然を観ることで

相手の内にある不自然に気づけばいいのか

 

全細胞を観るのか

名前を観るのか

 

細胞ひとつひとつがあなたを構成する要素です

その細胞ひとつひとつがあなたの名前のはず

全細胞すべてはあなたの名前を認識することが出来ているのか

認識できていない細胞がいるのではないだろうか

 

もし認識出来ていない細胞があるとしたら

どのようにすれば認識出来るようになるのか

それとも認識はしなくても問題はないのか

 

その時間を相手にささげる

ささげるけれど相手と同化、一体化はしない

自分と相手はしっかりと分離した状態

 

触れているだけの存在になる

相手に相手自身と向き合う空間時間を提供する

今の自分と向き合いズレや修正するところはないか

何を受け手が感じ取るのか

触れる側は何を感じるのか

より深く、奥へという感覚

 

受けてはまどろみ

施術者の集中力は高まり

深くを観る分少し脳が疲れる感じ

たくさんの人数は出来ないとわかる

 

だからやっぱり1日4人までが限界

たくさんの人と向き合う時間より

少なくても深い時間を使いたい

 

より深く

より軽く

より美しく

そんな状態になってもらえるように

施術時間しっかり向き合わせていけたらいいのか

 

という答えに辿り着く

というのが10月23日の話し

なのでそこから施術がまた少し変わってきています

 

どんな変化が起こっているのか

何も変わらないと感じるのか

実際に受けて確かめてみてくださいね

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