自己効力感という言葉を知っていますか?
聞いたことがない人もいるのかもしれません
ザックリいうと
自分ならできる
自分ならうまくいく
自分なら大丈夫
みたいな感覚です
この感覚が不足していくと
うつ傾向になりやすく精神的に追いこまれ
疲労感が増えると言われています
上記の疲労感は肉体的な疲労感ではないので
いくら安静にしていてもなくなるものではりません
自己効力感はストレスに抵抗するために必須な感覚で
自己効力感の低下=ストレス対抗の低下
という式になります
ストレスで胃が痛くなったことがある人多いと思いますが
ストレスに対する対抗力が低下し炎症を引き起こした結果です
炎症は最低でも3日は引かないもの
というように言われているので
最低でも3日は不調が続きます
さらに言えばそのストレスが継続していき
自己効力感も上がってこなければ
疲れも抜けず炎症が続き
ずっと不調になります
慢性的なストレスが続くと交感神経が優位になり
炎症がさらに増えまた身体の負担が増える
負の連鎖がこういう風に起こっていくわけです
なんかずっと調子が上がらない
身体が重い・ダルい
そんなスッキリしない日々を過ごしている人は
たぶんこの負の連鎖がはじまっているんだと思います
どこから手を付けていけばいいのかわからない、、、
そんな状態になってしまうと自分の力だけでは回復出来ないかなと思います
そこまで下がってしまったのであれば
まずは誰かの力を借りて1つずつ問題を解決していくしかありません
ゆっくり時間をかけて壊れていったのであれば
ゆっくり時間をかけて取り戻していくしかありません
一発で劇的に変わる・戻る方法があればいいのですが
20年近く施術をしてきましたがなかなかそうはいかないな
というのが現実です
本を読んでも
カウンセリングを受けても
そんなに変わるものではありません
直ぐに変化する
もっと効果が高いのであれば
薬を飲まず気力に満ちて活動できる人が多いはずです
出来なくなった
出来ていたのに
と考えてしまう人もきっと自己効力感が減っているはずです
出来ると思ってやってみて
出来るかどうか
出来なければ1つレベルを下げてやる
そして出来た、出来るを体験し体感を取り戻す
そんな繰り返しをしていくしかないのではないでしょうか?
暑い時期が続くと炎症も起こりやすいです
炎症から自己効力感が低下するパターンも増えるんじゃないのかな
と思っています
何にせよこの夏も来年もきっと要注意しなければならない環境で生きていきます
何もしなければ不健康になるだけです
なんでもいいのでまずは自分の身体をケアしていきましょう
自分で出来ること
誰かに任せてやってもらうこと
両方大切ですよ
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