整体とはどのように定義されるのか

それは施術する人によって若干異なります

そこで自分なりに整体を定義し解説していきます

 

その1 整体の定義

首の調整

からだを緩め整え、こころを緩め整えてもらう

過剰な緊張をなくし、抜け過ぎな場所もなくし

快適な自分のからだとこころを取り戻す施術のこと

 

快適とは

自分の身体を意のままに操れる状態であること

寝たら疲れが回復する状態であること

この2つを含みます

 

その2 整体は基本的には予防策

整体は

からだを痛める前に

こころが疲れ切る前に

利用することがベストです

 

病気にならない!

病気にさせない!

この部分で一番効力を発揮するのが整体です

 

ただし

症状が出てからだと効果がないわけではありません

緊急性のある捻挫やギックリ腰

交通事故の後遺症などにも

正しく手順を踏めば効果は出ます

 

なるべくそのような症状が出ないために

体調を整えるために整体を利用してもらうことを推奨しています

 

その3 整体で健康になる理由

笑う

健康の3大要素は”栄養・睡眠・運動”の3つです

 

整体を受けると体調がよくなる、健康になるということは

この中のどれかに当てはまるということです

整体は健康の3大要素の中でいう運動です

 

適度な運動は血液循環を改善し

身体を温め体力を増加させます

姿勢のキープなどの全身持久力なども身につきます

 

整体で筋肉をほぐす・おすことによって

緊張して硬くなっている筋肉が緩み

血流が良くなっていきます

 

全身に血液が巡るようになれば

身体に栄養や酸素が行き渡り

老廃物も回収されます

 

整体では特に毒出し効果が期待でき

汚れた血の排出

溜まった便の排出

閉じ込めた感情の排出など

溜まったものが体内からでていく

その結果、身体が楽になり健康体に近づいていきます

 

ただし、栄養の問題により回復しない場合があります

 

血液循環が改善したのに体調が回復しない場合は

栄養の部分で改善しないといけない問題がある

ということが証明されたと思ってください

 

その4 ひとりひとりの施術時間は異なるのが当たり前

年齢や体力、施術当日のコンデションにより

刺激量(施術時間など)を変える必要があります

刺激量

施術時間が増えるということは運動時間(刺激量)が増えるということです

運動をやりすぎると倒れたり、足をつってしまったり

様々な症状があらわれます

 

年齢、性別に体力や筋肉量によって

それら症状が出る人出ない人がいます

 

負の症状を出さないために

ひとりひとりの体力に合わせた時間で整体を行う必要があるのです

 

上記の図のように

刺激量と体力消費の交点が今日の施術が出来るマックスの時間

それ以上の右側の範囲内だとやりすぎてかえって不健康になってしまいます

また、交点より手前過ぎては刺激量が足らず回復力を発揮しにくいエリアとなります

 

交点の少し前で施術をとめ、体力の余力を残しておくと

回復するときのエネルギーに利用出来るので

身体の修復、回復が早まります

 

なるべく効率よく、なるべく早く健康を取り戻すために

余力が残る薄い緑色の範囲で施術をやめることがベストだと考えています

 

多くの治療院、整体サロンのように

60分〇〇円という風にしていないのは

みなさんひとりひとり必要な施術時間、刺激量が異なるため

そのように表記・記載出来ないからです

 

みさなんひとりひとりの身体に向き合っている証拠だと思っていただければと思います

 

その5 痛み・悩み不調の根本原因は日常生活

首の調整

人が不調になる原因は日常生活です

睡眠は足りているのか

栄養は足りているのか

適度な運動が普段から出来ているのか

思っていることを言わず我慢して

感情を押し殺して生活していないのか

 

スマホの見過ぎ

デスクワークで座りすぎ

猫背の時間が長すぎ

など日々の蓄積疲労、生活様式が

みなさんの身体やこころに負荷をかけた結果

 

肩こり・腰痛・頭痛や精神的な疲労など

様々な症状を引き起こしています

 

痛みのある場所の根本原因はココです!

と謳う先生もいますが

痛みの根本原因は間違いなく日常生活です

 

日常生活は変えられない部分も多いため

その負荷をとるための行動をプラスしてあげないと

健康とはどんどんかけ離れた生活を過ごすことになります

 

整体はその負荷をとる

という役割に大きく貢献出来るものだと思います

 

その6 緊張を取り除くために手技・手を使う

整体

硬さがあるということは

筋肉が収縮している緊張している

ということです

 

その緊張をなくす、取り除くために必要なことは

緊張させない触り方・ほぐし方で整体を行うことだと思っています

 

たとえ話になりますが

面接会場で緊張している人がいるから

緊張が伝播して会場や控室がピリッとした空気になるわけです

 

それと同じで手が緊張を起こしていれば

必ず触れられている部分から緊張が伝わり

その場所の筋肉がより緊張してしまいます

 

緊張のない手で触ることが出来れば

筋肉の緊張は生まれずむしろ緩んでいきます

 

緊張のない手=自然な手

施術

手を開いてパーの手にならないように

上の写真のようにほんの少し指と指の間に隙間がある程度の手のカタチ

これが自然な手になります

 

この手で触れることにより

緊張が伝わることなく筋肉をほぐすことが出来ます

 

また技術的な話にもなりますが

緊張が崩れる

→↑のように2つの別方向から圧を加えられると

人間は耐えられない構造をしています

(耐えられる=緊張、固められる)

 

この理屈を整体に応用すると

2つの方向から硬くなっている筋肉をおす

そうすると構造が崩れ筋肉が緊張できなくなる

その結果、全身が緩み血液循環がよくなっていき

健康的な身体になっていきます

 

その7 最終的には治るなら方法は何でもいい

選択肢

治るなら改善出来るなら

ツール、方法など選択肢は無限にあり何でもいいと考えています

 

痛みを取りたいのであれば

その痛みを取るのがゴール、目的です

 

道のりは数多あり、どの道でいくのかは

それほど重要ではありません

そういう考え方を採用しています

 

ただ、方法は何でもよいが

その痛みや悩みを取り除く際に

今とることが出来れば未来はどうなってもいい

という考えではありません

 

施術者としては数ヶ月後、半年後、1年後3年後、、、など

先を見据えた調整をするべきだと考えています

 

今、最高の一手が後の最悪の一手になる可能性はゼロではありません

 

今、この調整をすることによって少し先の未来はどのようになっていくのか

推測、予想しながら施術をする

 

これは大切な身体を預けてもらっているこそ

しっかりと考えてやる必要があると思います

 

より良い未来を創造する整体

そう謳っているのでそれを実現すべく

技術を提供出来ればと思います

 

以上が個人的に考える整体の全容になります

長々読んでくださりありがとうございます

これがカウンセリング整体サロンmaの整体理論です

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